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2014年11月29日の毎日新聞 大阪の23面の記事です。
NPO「ジェントルハートプロジェクト」理事の武田さち子さんの記事がとても印象的でした。
就労中に命を落とした栃木県の中学生の事件に寄せての文章です。

2012年8月6日、栃木県の足利市立中学校の中3の男子生徒がアルバイトとして働いていた解体工事現場で事故にあい、翌日亡くなったという事件です。私はこの事件自体、記憶にありませんでした。
中学生は労働基準法で保護される立場にあり、就労は原則禁止です。非工業的な軽易な労働の場合や子役など、特別な場合を除き、労働は認められません。義務教育期間中ですから。

ただ、この生徒は、学校に居場所が見つけられず、不登校気味だったそうです。私は不登校=ひきこもりというイメージを持っていたのですが、同じ中学校の友達も建設会社で働いていた、とあり、学校もその就労を容認していたそうです。
こういう不登校もある、ということを初めて知りました。

そして、「建設業は大人でもきつく、危険な仕事です。人手不足で働いている若い人に、学校の後輩を連れてくるように言うこともあるそうです。 体力があり、世間慣れしていないために、安い賃金でも言われた通り一生懸命に働く中学生が『働きたい』と言えば、雇う会社もある」らしいです。
こういう背景が事件につながったようです。

こういう違法な労働へあこがれる中学生に武田さんが伝える言葉はなるほどと思わせるものでした。
「長い人生の中で、学生時代はほんの一時です。今はつまらないと思える勉強も、義務教育で学ぶ内容は、これからの人生のさまざまな場所で基礎になるものです。もちろん、勉強はその気になったらいつでも始めることが出来ます。しかし一旦社会に出てからだと、学生時代の何倍もの努力やお金が必要になります。
 また、知識や技術、資格を身につけることは、人生における選択肢や可能性を広げてくれます。それがないと結局、きつく危険な仕事でも引き受けざるを得なくなります。そして、年齢とともに、選択肢はさらに狭まり、そこから抜け出すことはより困難になります。
 どうか、あなたの人生を急ぎすぎないでください。」

なんでこんなことを勉強するのだろう?何の役に立つのだろう?と中学生になると誰でも思うと思います。
その面白さが伝えられない教師の問題かもしれませんが、特に苦手な教科に関しては、その思いが強くなるかもしれません。
うちの息子も、そのうち、絶対言い出すと思います。そのときにぜひ紹介したい言葉として、覚えておきたいと思いました。
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